オスプレイとは?何が問題なのか?簡単にわかりやすく解説

■オスプレイとは

オスプレイは、アメリカのベル社とボーイング社が製造した航空機で、正式名称は「V-22」(海兵隊用「MV-22」、空軍用「CV-22」)といいます。

「オスプレイ」とは愛称で、タカの仲間の「ミサゴ」という鳥の英語名です。

オスプレイは、ヘリコプターのように垂直に離着陸でき、飛行機のようにスピードが出て航続距離も長いという「いいとこどり」の性能を持つ輸送用垂直離着陸機です。輸送機ですので、機内に様々な物資を搭載するスペースがあり、人員も移送できます。

離着陸時はヘリコプターのようにプロペラを上に向けてゆっくり上昇・下降しますが、飛行中はプロペラを前に向けてジェット機のように飛行するというわけです。

つまり、簡単に言えば、従来のヘリコプター等の輸送機よりも速い速度で長い距離を飛ぶことが可能な輸送機だということです。

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■オスプレイの問題点

このように、「いいとこどり」の性能を備えているため、飛行中にプロペラ上方から前方に90度回転させ、飛行モードを切り替えるという他の航空機にはありえない複雑な性能を備えていることから、様々な問題が生まれているといえます。

素人感覚でも、そんなことして大丈夫なのか?と少し心配になりますが、やはりそこに少しなんがあるようです。

現にこの性能を実用化するための開発段階で、重大事故が相次いだことにより、「事故を起こしやすい危険な航空機」というイメージが生まれました。

ただ、オスプレイの開発は1980年代から始まっていて、様々な試行錯誤の末現在に至っており、米軍の資料によると、現在ではその方面の危険性も大きく改善されていて、オスプレイと他の輸送用航空機やヘリコプターの間の事故率に大差はなくなっているといいます。

日本政府もそれを受けて国内の米軍基地への配備を認めているわけです。

「オスプレイの配備」に関しては、沖縄をはじめとして、根強い反対運動が展開されていますが、これはそもそもこれまで沖縄等で繰り広げられてきた「反基地運動」に、上記のようなオスプレイの安全性への懸念が格好の反対材料になったともいえます。

また、、その原因はオスプレイの上記のような「危険な飛行機」というイメージの悪さに由来するだけでなく、配備された場所が学校や住宅街に極度に近接しているというのも大きなポイントのようです。また、オスプレイには騒音の問題もあります。

このため、ただでさえ危険な状況下で暮らしている沖縄県の人々にとってオスプレイの配備は、その安全性に対する危惧も含めて非常に大きな問題となっている、というのが反対派の主張です。

ただ、反対派はそのように言いますが、現実問題としてはもっと複雑な国際問題が背後に隠れています。

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■オスプレイはなぜ日本に必要なのか

では、そもそも、オスプレイの配備がなぜ日本に必要なのか簡単に解説してみたいと思います。

「オスプレイ配備問題」の中心である沖縄に関して言えば、それは尖閣諸島問題での中国への牽制という意味合いが強くあります。

尖閣諸島は、沖縄本土からもかなり離れており、やや中国大陸寄りに位置しています。
この島嶼へオスプレイは、沖縄から給油せずに往復できるのです。

尖閣諸島問題で懸念されている、具体的な中国側の占領工作(漁民を装った武装勢力が退去して尖閣諸島に上陸するといった作戦)に対し、これほど強い見方はいないわけです。

また、日本のメディアはまったく報道していませんが、沖縄反基地運動を展開する活動家の中には中国政府からの支援を受けている人々うあ工作活動をしている人々がだいぶ流入しているといわれています。

つまり、それらの人々が日本国内で「オスプレイは危険な航空機だ」という悪印象を流布して騒いでいるということであり、中国の仕掛けている情報戦の一端であるといえます。

また、日本に配備されているオスプレイは中国にとって、台湾や朝鮮半島への米軍の急派を可能とする点も気に入らないのだという見方もあります。

■その他の問題

その他、自衛隊のオスプレイ導入(購入)に関する問題点もあります。

この問題点は、上記の反基地運動家や中国側の情報戦による反対意見はさておき、自衛隊の装備はアメリカから購入するのではなく、国内で生産すべき、もしくはもっと性能の高い国産気があるといった批判があります。

ちなみに、オスプレイの購入価格は1機あたり100億円程度だといいます。これを購入に当てるのではなく、国産の航空機の購入、製造に使えというわけです。

また、これは明らかなアメリカからの圧力であり、「無駄に買わされている」「ゴリ押しされている」との批判もあります。

これらのある種「マトモな反対意見」が、上記のような反基地運動家やマスコミの「歪んだ反対意見」に紛れているのも、このオスプレイを取り巻く問題の大きな特徴と言えるでしょう。

日本国民はメディアリテラシーが問われていますね。

旋回しながら水平飛行からモード転換するオスプレイ

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