集団的自衛権問題、反対or賛成 意見&理由まとめ

■当サイトで実施したアンケートの投票結果について

このページでは、集団的自衛権行使容認問題について、当サイトで行ったアンケート結果と、反対・賛成コメントをまとめています。

まずはじめに、当サイトで行ったアンケートの途中経過です。

閣議決定のあった7月1日時点で投票の途中経過は、おおむね次のような割合でした。

容認に賛成 42%
部分的な容認に賛成 19%
反対 32%
どちらともいえない 7%

約60%の方々が集団的自衛権の行使容認に「賛成」と答えています。

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■集団的自衛権行使容認、賛成派と反対派によるディベート例

当サイトのアンケート・コメント欄では活発に意見交換がされていますが、その中でも非常に白熱し興味深い意見交換が行われたやり取りを抜粋しましょう。

少々長いですが、賛成派と反対派の違いがよく比較でき、終わりのほうでは集団的自衛権の基礎的な知識も理解できるような内容になっていますので、是非ご自身の意見の参考にしてください。

ラザニア「反対」
今まで沖縄の基地のことで言えば都合のいい場所を提供することと引き換えに日本を守ってもらっていた。その次は思いやり予算などで金と引き換えに日本を守ってもらっていた。今度は集団的自衛権……アメリカの要求はエスカレートしていって終わりがみえない。

大葉「賛成」
アメリカの要求がエスカレートするのは、私たち日本人がしっかりしないからですよ。
私たちが私たちの手で憲法を作り直し、私たちが私たちの手で国土を防衛できるようにして、主権を完全に回復しないまま、戦後70年間アメリカに頼りきりだったからです。
「戦争が出来る国になる」とかいう欺瞞がまかり通るような風潮を改め、しっかりと国民が独立しなければ、アメリカの要求を拒めるようになるはずがないと思います。

情けは人の為ならず「反対」
目の前で喧嘩をしている人達がいるとします。それを見てどうしますか?普通なら止めに入るか、警察を呼ぶなどすると思います。最悪でも見て見ぬ振りしてやり過ごす。というところでしょうか?
今の日本政府がしようとしていることは、喧嘩を止めるどころか、片方に武器を渡して喧嘩を煽るような事だと思います。そんな事を正しいと言うのでしょうか?
なぜ喧嘩になっているのか?どうすれば喧嘩にならないのか?という事を考えずに力で押さえつける。こんなやり方では一時的には収まるかもしれませんが、またすぐに喧嘩は始まるでしょう。
今までもこの繰り返しをしてきているのに、なぜ同じ過ちを繰り返すのでしょうか?

大葉「賛成」
賛成派の人もですが、特に反対派の人は、WGIP(War Guilt Information Program)についてよく調べたほうがいいですよ。
これは、GHQが戦後間もなく日本人に施した、《戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画》と呼ばれるプログラムです。
集団的自衛権の容認や憲法9条の改正に、生理的に受け付けないレベルで反対してる人たちは、まず間違いなくこのGHQの洗脳プログラムにコントロールされています。
あなた方がそのような反応を示せば示すほど、アメリカが日本を操って得をする結果を招きます。
その結果が、このアメリカの要求を拒めない戦後70年間でした。
私たち国民一人ひとりがアメリカにいいように操られた状態を脱しなければ、日本に世界平和を主導する日など来ないでしょう。

情けは人の為ならず「反対」
戦争は殺し合いであり、死者を出し、悲しみを生み、それが怒りや憎悪に変わり、そして報復しようとする。この悪循環でしかないと思います。そう考える事が洗脳されているという事なのでしょうか?だとするならば、その洗脳が解かれた場合、戦争を肯定するようになるのでしょうか?自分はそれなら洗脳されたままでいいです。
集団的自衛権では力づくで押さえつけているだけで、問題の根本を解決しようとする意思がないと感じます。大葉さんの仰る日本国民の独立も集団的自衛権なしでは出来ないとは思いません。他のやり方を探るべきではないでしょうか?

大葉「賛成」
そういった、貴方のような頑なな反対意見を聞いていて思うのですが、そこまで集団的自衛権の放棄や憲法9条が尊いものと思っているのなら、貴方がたはなぜそんな危険な集団的自衛権を容認している国連に抗議したり、中国や韓国やアメリカへ渡って、憲法に日本の9条のような戦争の放棄を謳うようにロビー活動をしないのでしょうか?
貴方たち反対派は、戦後70年間を通して、そのような活動を少しでも行ってきたのですか?真剣に日本の行く末を考えてきましたか?
日本は、戦争も集団的自衛権も放棄した状態で、それらを全く放棄する気のない国々に囲まれています。この状況は日本にとって、非常に危険な状況です。
この状況を脱するための、選択肢は2つです。
周りの国を日本にならわせるか、日本が周りの国にならうか、です。
周りの国を日本にならわせられれば、問題の根本を解決するという貴方の理想も実現するのではないですか?
ですが、この70年間、貴方がた反対派は誰もそういった活動はしてきませんでした。
だから自然の成り行きで、もう一方の選択肢しかなくなっているんです。
「他の方法」は、戦後70年間誰も見つけられなかったどころか、誰も探しもしなかったわけですから、批判はそれを探さなかった護憲派に向けるべきだと思いますし、そんなあなた方にこれから他の方法が見つけられるとは到底思えません。

それから、洗脳に関してですが、洗脳が解けたあと戦争を肯定するようになってしまうことはありません。
賛成派が戦争を肯定しているというのもまったく違いますし、そういう短絡的な思考に陥ってることもWGIPの影響下にある証拠です。
洗脳されている情態というのは、情動に流されている情態です。
戦争、軍隊、軍事力、武力などという特定の言葉に、激しい嫌悪感や憎悪や悲しみなどの情動を起こさせて、日本人の心をコントロールしたのがWGIPです。
情動を煽ってマインドコントロールするというのは、洗脳手法の王道なのです。
情けは人の為ならずさんをはじめ、ここでの反対派の方々の意見が感情的なものばかりなのはそのためでしょう。
よって、WGIPによる洗脳が解ければ、情動に流されることがなくなり、今よりも感情的にならずに考え、判断できるようになります。
日本の未来のためにも諦めないでください。

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情けは人の為ならず「反対」
他の方法を今まで探していなかったら、これからも探さなくていいのですか?護憲派だけが探すものなのですか?改憲派の人達が探さない理由にはなりません。
賛成派の人達は集団的自衛権では解決にならないという認識はあるのでしょうか?解決にならないけど、とりあえず武力で抑え込んでおけば大丈夫。と考えているのでしょうか?もしそうならそれこそ短絡的な考えだと思います。問題を先送りにして、軍拡が進み、本当に戦争になった時には取り返しのつかない事になるとは考えないのでしょうか?
本当の解決策を見つけるのは非常に難しいと思います。でもそれを見つけようとする事を否定するのは何故ですか?
国連に抗議していない事は何故なのかはっきりとした理由はわかりません。ですが、国内で反対の声を広める事もせずに国連や他の国を説得するなんておかしいですよね。
問題そのものを解決しようとする考えとそれに蓋をしてごまかそうとする事のどちらが正しいかは一目瞭然ですよね。周りがどうあれ正しい事は正しい。と自分は主張します。

大葉「賛成」
>他の方法を今まで探していなかったら、これからも探さなくていいのですか?護憲派だけが探すものなのですか?改憲派の人達が探さない理由にはなりません。

そもそも改憲派ははじめから改憲して諸外国並の憲法と軍備を持ち、諸外国並に国家の存立を図ろうとしているだけなので、「他の方法」などというものを必要としていません。「他の方法」というのは貴方がた護憲派が戦争を放棄し、軍備も持たず、集団的自衛権も容認せずに諸外国とはまったく違う方法でやって行くことを主張しているから考えなければならないものです。なぜそれを改憲派が考えなければならないのですか。
改憲派はおおむね、ただ日本が諸外国並に国際社会を生き残って行くに足る体制を目指しているのであって、日本の集団的自衛権容認は世界平和実現のためだとか、何かを根本的に解決するためのものだなどとは考えていないと思います。
貴方は感情的になりすぎて、問題をはき違えていると思います。

>本当の解決策を見つけるのは非常に難しいと思います。でもそれを見つけようとする事を否定するのは何故ですか?

見つけようとすることを否定してません。見つけようとしてこなかったことを批判しているんです。
もし護憲派がどこかの国でロビー活動を行って、その国の憲法に戦争の放棄を明記させることができたら、それは素晴らしいことだと思います。
もし現在そういう活動が世界に広がりつつあるのであれば、私も改憲の必要はないと思います。
集団的自衛権も、どこかの国に戦争を放棄させることが出来ていて、そういう流れが東アジアに出来つつあるなら、日本も容認しなくていいと思います。
ですが、そんな流れが出来ているという話は聞いたことがありませんし、そんな活動を日本の護憲派がしているという話も皆目聞きません。
つまり、そのような行動をせずに、口先ばかり世界平和だの、平和憲法だのと言っている反対派の不誠実な態度を批判しているんです。

>国内で反対の声を広める事もせずに国連や他の国を説得するなんておかしいですよね。

なぜですか?
慰安婦問題では、日本人の活動家が国連や韓国などで国内世論に反するロビー活動を盛んに行ってますよ。
それと同じように、国連や外国に働きかけることは出来るはずです。
集団的自衛権をそれだけ危険視していながらそのような行動を起こさないのは、貴方がたが本気で日本の将来を憂いていないことの証拠だと思います。
ただ、その信じる「正しい事」とやらに固執していたいだけなのではないでしょうか?

情けは人の為ならず「反対」
ということは、自分の考え方自体は間違っていないという事ですね。集団的自衛権を放棄する流れがあるなら改憲の必要はない。でも、そんな流れは無いし、そんな国も出ない。と仰るわけですね。ということは集団的自衛権そのものは必要悪なんですね。
であれば、なおさら反対です。日本が集団的自衛権を容認してしまったら、その流れの芽を完全に潰してしまう事になるからです。今までそういう流れを起こそうという動きが無かったかもしれません。ですが、これから先もそれが出て来ないとは限りません。だったらお前がその流れを起こせよ。と言われると正直痛いところではあります。自分もそれが出来るならしたいくらいですが、なにぶん時間もお金も人脈もありませんので(ー ー;)ですが、せめて集団的自衛権ではない方法を考えるきっかけになってくれたらと発言しています。

で、ここまでは集団的自衛権の正当性を質問してきたんですが、集団的自衛権のリスクについても伺いたいです。
まずは、集団的自衛権と言いながら他国の戦争に間接的にでも加わるリスクについてです。自分の考えでは日本が攻め込まれて集団的自衛権を発動する事より、他国の戦争への介入の方が可能性は高いし、後者の方が先にやってくるだろうと思っています。そうなった場合、日本は被害を受けている訳ではないのにどこかの国もしくは組織を直接攻撃するわけではないにせよ、その手助けをする事になるわけですよね?それはつまり、日本を敵対視する存在を増やし、そういう存在からの攻撃を受けるリスクも上がる事になりませんか?そして、その存在が、例えばイスラム国のようなテロリスト集団だったらいきなり日本の中でテロを起こされる危険性がありますよね。そうなったら集団的自衛権で対応できる話ではなくなりますし、自衛隊に被害が出るどころか、日本の国民が被害を受けるという事になります。そのリスクについて賛成派の方々はどのようにお考えなのでしょうか?

大葉「賛成」
>ということは、自分の考え方自体は間違っていないという事ですね。

いや、間違っているということです。

>集団的自衛権を放棄する流れがあるなら改憲の必要はない。でも、そんな流れは無いし、そんな国も出ない。と仰るわけですね。ということは集団的自衛権そのものは必要悪なんですね。

集団的自衛権は、個別的自衛権とセットで一つの自衛権として国連が認めているものです。
その趣旨は、「集団的自衛権は悪から自国を守るための最低限の権利の一つ」ということです。
それが仮に必要悪であったとしてもです。
ですので、集団的自衛権を放棄するような流れを国連を含めた諸外国間に作るということは、その国連の根本的な認識を覆して「集団的自衛権そのものが悪だ」という認識を広めるということです。
私は、そんなことは不可能だと思います。ですから、今後そんな流れはできないし、そんな勝手な理屈を受け入れる国はどこにも出てこないと言っているのです。
だいいち集団的自衛権がどこの国にも認められないということは、どこの国も軍事的に孤立するということで、軍備の弱い国は団結できず、軍備の強い国にとっては侵略し放題ということになるわけですから、国際情勢がめちゃくちゃになることぐらい誰でもわかることです。
ということは、国連が集団的自衛権を禁止する流れというのは、弱肉強食に拍車がかかる流れだということになります。
「戦争の放棄」を他国が憲法に導入できたらそれは素晴らしいことだと言ったのは、皮肉を込めて言っただけで、実際にそんなことが今後起きる可能性はゼロだと思います。

それから、リスクの話ですが、これはひとえに今後のアメリカとの同盟関係が鍵を握っていると思います。
アメリカが起こす戦争に、どの程度同調し、どの程度距離を取るかということです。
それについての意見は私が最初のに書いたとおりですね。
まず、国民がWGIPの洗脳から解放されて、自国の軍隊を「自衛隊」と呼んだり、「戦争ができる国」だとか「戦後70年間平和だった」などという欺瞞がはびこる風潮を改めることです。
そのためにも、憲法を自分たちの手で作り直し、自国の軍備で国防を完結して、アメリカから主権を完全に取り戻すことです。
それを実現できてはじめて、これからどのような国難に遭遇しても、その度に適切に対処して国際社会で生き残って行くだけの準備が整うと思います。

万寿夫「反対」
私は反対。だって、戦争はしないって決めたんですよ。
憲法9条でずっとそれは守られてきました。その憲法を変えるなら未だしも、解釈のしかたでOKなんておかしいです。
国際情勢は、60年もすれば当然変わってきますが、それに日本は合わせなくてはいけない訳ではありません。日本は、他国を見本にするのではなく、他国の見本になるべきです。綺麗事と笑うかもしれませんが、日本が与えられる、最大の他国への抑止力になるのは、空気を読んで、戦争ができる国になることではなく、私たちは戦争をしない、ともう一度宣言することだと思います。それで中国の植民地になったとしても、日本人が全滅したとしても、最後までそれを貫き通したという事実は、未来の平和につながるのではないでしょうか。

大葉「賛成」
>それで中国の植民地になったとしても、日本人が全滅したとしても、最後までそれを貫き通したという事実は、未来の平和につながるのではないでしょうか。

また強烈な思想の持ち主が登場しましたね。
反対派の中には、中国に侵略されて、日本人が皆殺しにされることまで受け容れるつもりの人がいるんですね。衝撃的です。
他国に侵略されて、自国民が皆殺しにされても構わないという考え方が、いったい世界の人々の目にどのように映るとお考えですか?
素晴らしい平和思想だと受け止めてもらえるとでもお思いですか?
常軌を逸した自虐思想としか思われませんよ。
反対派の中にだって、こんな考えは常軌を逸してると思う人がいるんじゃないですか?
それとも、反対派はみなさん日本が戦争をするぐらいなら、中国人に自分の家族や友人知人が虐殺されても構わないと思ってるんですか?
しかも、そんな「常軌を逸した自虐的日本人の絶滅」が、なぜ未来の平和に貢献するんですか。怖いほど意味不明ですね。
憲法9条は日本人の感覚をこれほどまで狂わせているんですよ。集団的自衛権なんかよりよっぽど恐ろしいですね。

情けは人の為ならず「反対」
中国の脅威から逃れるために、全く関係の無い国の人を殺したり、殺している人を援護することを推進しようとする考えだって十分に衝撃的です。本来なら中国と直接交渉していくべきことなのに、アメリカなどを手助けして中国を威嚇するというなんの解決にもならない事をしようとしているんですよ?交渉力の無さを中国が危険な国だと思い込ませてごまかしているに過ぎません。

それから、大葉さんの仰る自国の軍備で国防を完結してというところなんですが、それはつまり在日米軍を全て撤退させるという事でしょうか?そんなこと可能なんですか?
自分は軍備だけが抑止力ではないと思っているので、在日米軍抜きで国を守るとするなら今よりずっと高度な交渉力やそのカードとなる経済力や技術力などが必要になると思います。しかし、在日米軍の抜けた穴を軍事力で埋める事は不可能では無いかと思います。在日米軍が保有している兵器と同等に配備するだけの予算はどこから出すのですか?またその兵器を使う兵士はどこから集めるのですか?穴は埋まらないと思います。百歩譲って埋まったとしても、中国がそれ以上に軍拡をしたらどうするのですか?それに合わせて日本も軍拡するのですか?戦争になる前に経済破綻しますよ。
それに仮に自国の軍備だけで国防が完結されたとしたら、集団的自衛権を行使する必要も無くなりますよね?

小生「賛成」
>それで中国の植民地になったとしても、日本人が全滅したとしても、最後までそれを貫き通したという事実は、未来の平和につながるのではないでしょうか。

仮にそのようになった場合、今の平和を守れなかった日本人はいったい誰の未来の平和を守るんでしょうね。なかなか笑える冗談です。

さて、私は集団的自衛権の行使には賛成です。
日本の集団的自衛権は「日本国民」に明白な危険がある場合に行使できるとあります。
決して他国が攻撃されたとしても日本国民に明白な危険があると認められない場合には行使はできないのです。
さらに、集団的自衛権が行使される事態になった時にはすでに日本国民が危険にさらされているという状況なわけです。
反対派の方々はそのような状況下でも「戦争は悲惨だ」「繰り返してはいけない」等と街頭で演説でもやるんでしょうか。
集団的自衛権=戦争だから、危険にさらされている日本国民がいたとしても耳をふさいで目をそむけ、声高らかに壊れたスピーカーのように戦争反対と繰り返すのでしょうか。

集団的自衛権=戦争なんて発想がどこからわいてくるのか不思議で仕方ないんですが、集団的自衛権の行使で守れる命、平和があるのであればそれを行使できるようにするのは至極当然のことであると思うのですが。

防衛戦争と侵略戦争はいいかげん分けて考えたほうがいいですよ。
 日本における集団的自衛権の行使の要件として、日本に対する武力攻撃、又は日本と密接な関係にある国に対して武力攻撃がなされ、かつ、それによって「日本国民」に明白な危険があり、集団的自衛権行使以外に方法がなく、必要最小限度の実力行使に留まる必要があるとしている。これを自衛の措置としての武力の行使の「新三要件」という。また、あくまで集団的自衛権の趣旨は日本国民を守るものであるため、密接な関係にあったとしても、他国民の保護のための行使はできない。また、専守防衛は堅持していくとし、先制攻撃は許されていない。海外派兵についても許されていない。

じっくり読んでみてください。

大葉「賛成」
>中国の脅威から逃れるために、全く関係の無い国の人を殺したり、殺している人を援護することを推進しようとする考えだって十分に衝撃的です。

賛成派がそんなことを推進していると思ってらっしゃるのは、単に貴方の思い込みでしかないことにいい加減気付いたらどうですか?
私たち賛成派はおおむね、国の存続と戦争回避のために、よりベターな方法をアメリカとの同盟関係や周辺諸国との力関係、国際的な常識をふまえて見極めようとしているだけです。
つまり賛成派は、少なくとも反対派のように、自分たちが「絶対に正しい」と信じた平和憲法の理念を守るためなら国際的な常識も価値観もすべて覆すべきだとか、さらには日本人が絶滅してもかまわないとまで言いきるほど、極端なものの見方はしていないということです。
私が最初から言っている問題点は、反対派が信じてやまないその「人道的な正しさ」を、いまだに相当数の国民が絶対視していることです。
それを絶対視しすぎているが故に、自分がどれほど危険なことを言っているのかもわからない精神状態に陥っているということです。それは反対意見のほぼ全てに共通していると思います。
その「平和憲法を遵守する自分の感覚は絶対的に正しい」という強烈な思い込みから離れられないから、「日本人が絶滅したあとの世界平和のために憲法を守る」などという異常としか思えない結論に至ってしまうんですよ。
そんなものは、アメリカが日本を都合良くコントロールするために、国民に刷り込んだものでしかないということに早く気付くべきだと思います。

米軍を撤退させることが可能かどうかですが、それが可能かどうかはあまり問題ではないと思います。
なぜなら日本は、米軍が駐留している状況でも、米軍がいないものとして単独で国を守るだけの準備をしておけばいい話だからです。
それにはもちろん米軍がいないものとして、東南アジア諸国をはじめとする近隣友好国と安全保障条約を結び、地域の抑止力の強化を図って、より東アジアに戦争が起きにくい状況を作ることなども当然含みます。
それを「自国の軍備で国防を完結する」と表現しました。
なので、米軍を撤退させてからその穴を埋めるという考え方自体が間違いだと思います。
日本の再軍備の過程では、もちろんアメリカ政府との激しい駆け引きが生じると思いますが、そこは上手くやるしかないと思います。
軍拡については、日本は軍拡の可能性もカードの一つとして持っておくべきだと思います。
必ず軍拡競争の先には戦争が待っていると言いたいのでしょうが、そんな事実はどこにもありません。
再軍備による財政破綻を恐れているようですが、他国に侵略されることよりも自国の財政破綻を心配することがどんなに滑稽なことなのかを考えたほうがいいと思います。
もし日本が中国や韓国になってしまった場合、我々の円建ての預金残高は、その日からゼロになりますからね。そっちの心配をするほうが先じゃないでしょうか。

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情けは人の為ならず「反対」
新三要件にしても、自分が言った推進論にしても認識が甘いと思います。というのは、新三要件なんて政府がそれを守る補償なんてありませんし、むしろまたお得意の解釈変更でいかようにも変えてしまうのが目に見えています。百歩譲ってこれを信じるとしても、日本国民に明白な危険が迫る前に危機をいち早く察知して避難させることが本来あるべき姿なのではないですか?自衛隊が行くまで待てとでも言うのでしょうか?
賛成派の方々は政府の言う事を信用しているのでしょうか?新三要件を破ったらどうするのですか?とにかく、自分は平和憲法を守るという事よりも政府への不信感が強いから反対している部分がある気がしています。自分が言った推進論も賛成派の方々はそう思っていなくても政府ではそういう考えでは無いなんて言えませんよね。
憲法解釈を変える事は選挙で国民に信を問う事もせずに勝手に閣議決定し、その後アベノミクスの是非を問う。と言って選挙期間中は集団的自衛権などの話にはほとんど触れず、選挙で勝ったら憲法改正の信を得た。などと言い出すような人が総理ですよ?その選挙も投票率52%で残り半分は無視ですか?まあ、投票行かない人も悪いんですけどね。それから、戦争に行かない人は軍法会議にかけて最高刑罰に処する。なんてとんでも無いことを言う自民党幹部もいますしね。
賛成派の方々は政府があなた方が考えている事と違う事をし始めたらどうするつもりですか?

自国の軍備で国防を完結するという話ですが、米軍がいないものとして単独で国を守るという事は結局米軍の穴を埋めるという事と同じじゃないですか?その穴をアメリカ以外のアジアの国々で埋めるという事でしょうか?そうだとしても埋められるとは思えません。それにアメリカとの交渉もできるとは思えません。日本にそんな高度な交渉力はないでしょう。結局アメリカに追随することしか今の日本政府にはできないと思います。
経済破綻についても、考えが逆なんですね。自分が言いたいのは外から攻められる前に内から崩壊したら元も子もないという事です。
なんにせよ、中国の脅威に対して集団的自衛権で対抗するのがベターだとは思えません。軍備強化よりも交渉力や経済力、技術力などを高めて中国と直接交渉する方が未来にプラスになると思います。

大葉「賛成」
情けは人の為ならずさんが安倍内閣をそこまで信用できないのは、そもそも軍事アレルギーが根本にあるからだと思います。
安倍内閣が改憲や集団的自衛権容認に積極的で、貴方はそれをハナから悪だと思い込んでるからですよ。
もしそれらが悪だとそこまで強く思い込んでいなければ、それほどのことでそこまで拒絶しませんよ。二枚舌や姑息な印象操作は政治家がよくやることですから。
つまり、安倍内閣が特別、生理的に受け付けてないわけでしょう。
政府を信じられない理由として、TPPや消費増税を挙げるなら個人的にはかなりわかりますが、改憲と集団的自衛権をポイントに挙げていることからも、そこが相当引っかかってらっしゃるわけですよね?
ちなみに、その軍事アレルギーというのも、日本人がアメリカに植えつけられたものの代表的なものですよ。
賛成派はその軍事アレルギーが無いか、わりと軽いから、そこまで安倍内閣への不信感に繋がらないんだと思います。
軍事アレルギーからくる反安倍体質も、反対意見に共通する要素ですね。

>結局アメリカに追随することしか今の日本政府にはできないと思います。

これは私もそう思います。
結局、これが集団的自衛権問題の核心だと思います。
集団的自衛権を容認してもアメリカの要求を拒むことができれば、ほとんどリスクはないわけですし、集団的自衛権を容認しなくても、アメリカ追従の体質を改めない限りアメリカにいいように利用されるんですから。
イラク戦争では、集団的自衛権が行使できないにもかかわらず戦地に自衛隊を派遣させられましたよね。そういう中途半端な派兵が一番自衛官たちにとって酷な仕打ちでしょう。
つまり、1番大きな論点は、どうやったらアメリカ追従の体質を改め、要求にNOを突き付けられるような国になるか、ということだと思います。
どうやったらいいと思いますか?
私は、そのために、まず、国民の頭から軍事アレルギーをはじめとする、WGIPの悪影響を排除して、アメリカ支配から独立することだとはじめから言っています。
もちろん、国民の中には政治家も含みます。
要するに、アメリカ支配から独立した政治家を国会に多数送り込まなければ、アメリカの要求を突っぱねることはできないと思うわけです。
なので、集団的自衛権の容認をきっかけにこういう議論が出来ていることが、既にいい流れだと思います。

情けは人の為ならず「反対」
自分が安倍内閣を信用できないのはやろうとしている事自体に反対なのもありますが、そのやり方がなにより信用できないと言っているのです。集団的自衛権を容認する事が必要だというのなら、なぜ選挙中にそれを前面に出して国民にちゃんと説明しなかったのでしょうか?集団的自衛権を言いだしたら議席が減ると思ったからでしょう。つまり反対されるのが分かっている事を推し進めようとしているなによりの証拠じゃないですか。
もう一度聞きます。賛成派の方々の考えている事と違う事を政府がし始めたらどうするのですか?

アメリカとの関係も、集団的自衛権を容認してもアメリカの要求を拒む事ができればリスクはないとおっしゃいますが、それが出来るだけの交渉力を先に強化しておかなければならないのではありませんか?今までは憲法9条や集団的自衛権を容認していなかったから断ることができたことも、その垣根がなくなれば断れなくなるんじゃないですか?その垣根がなくても大丈夫だと思えるだけの準備などなにもできていない、というかしていない、むしろするつもりもないのでは?と思ってしまいます。要はアメリカの要求を断るつもりなどハナからない。かもしれません。そういうところが賛成派の方々の考えと政府のやろうとしていることに違いが出るのでは?と自分は思います。

それと、アメリカの要求を拒否できるだけの交渉力が身につくなら、中国との直接交渉にも役立つはずです。何度も言いますが、中国が脅威なら集団的自衛権なんて回りくどいことをしている時間があるなら、直接交渉に持ち込む外交ルートの確立やカードの選定、また、その方法などを考えたほうがよほど役に立つと思います。ただし、自分はそのカードに軍事力による抑制をもってきてはいけないと考えます。それは中国を硬化させ、日本に対する敵意を増やすことにしかならないからです。
ということを言うと、賛成派の方の中には「中国が話を聞くわけがない」とか思う人もいるかと思います。それって自分が軍事アレルギーなら、そう思う人たちは中国アレルギーなんじゃないかと思ってしまいます。正直、自分も中国は好きじゃありません。ですが、その感情にとらわれ、中国を懲らしめようとか武力で抑えようと考えてしまう事はとても危険だと思います。もしそういう方がいらっしゃるなら、中国の悪いところばかり見ようとせずに、いいところも探してみてはいかがでしょうか?

大葉「賛成」
>賛成派の方々の考えている事と違う事を政府がし始めたらどうするのですか?

私の個人的な感想になりますが、すでに動き始めている法整備を見る限り、当初私の考えていたこと、望んでいたこととはだいぶ違うことをし始めていますね。
私が想像していたことよりも、だいぶヌルいです。
昨日、珊瑚さんの質問に答えて、

>普通、軍隊というのは禁止事項が決められていて、それ以外は何をやっても良いこととされているのですが、自衛隊の場合、やって良いことが決められていて、それ以外はやってはいけないこととされているので、できることがものすごく限られているんです。

と書きましたが、私は自衛隊も世界中の軍隊のように、禁止事項を設けてあとは自由に行動出来るように(ネガティブリストで行動できるように)すべきだと思っていましたが、実際は行動可能な範囲が広がる程度になりそうです。
つまり、私は「完全な容認」に賛成なわけですが、政府の方針は縛りのキツい「限定的容認」だったということですね。まあそれは去年から決まっていましたが。
なので、すでにガッカリしています。

情けは人の為ならず「反対」
なるほど、大葉さんの仰る事は自分も一部賛成です。自衛隊の出来ることが中途半端なまま派兵されるのはかえって危険が大きいかとも思います。武力による抑止を前提とするならですが。
しかし、他の国の軍隊と同じように行動できるようにするという事は確実に自衛隊が殺したり殺されたりする事になりませんか?そういう戦闘経験が国防を独自で完結する事に繋がるとお考えなのでしょうか?それとも、他の国の軍隊のようにする事でアメリカからの要求を断る事ができるようになるとでも仰るのでしょうか?
どちらにしても、中国の脅威に対する効果があるとは思えません。先程も言ったように、より硬化して日本を敵対視する動きが強くなるだけでしょう。
集団的自衛権ではなく、中国との直接交渉で解決するという道は考えないのでしょうか?

大葉「賛成」
中国の脅威を、中国の思惑や性質を無視して語っても空論でしかないと思います。
中国という国は、東西南北全方位に領土や支配地域を拡げようとしている覇権国家で、日本の尖閣諸島だけでなく、隣接する国のほぼ全てと領土紛争を抱えてます。
そういう国なので、話し合いだの交渉だのを行ったとしても、彼らにとっての「友好関係」は、相手が自国の膨張を妨げず、自国の野心に理解を示すことでしかないのです。
それが中国の脅威を語る上での大前提です。
なので彼らの日本に対する思惑は、ひとえに日本の隷属化、もしくはそれに準じた関係の強要です。
そんな国ともし万が一、交渉や話し合いをするとした場合、一番必要なものは軍事力です。
軍事力がない国が、軍事力のある国と単独で話し合いをした場合、強い国が無理難題を吹っかけて、弱い国はそれを飲まされるだけだからです。それが外交の基本なのです。
そこで軍事力が弱い国は、他の強い国との同盟関係や軍事同盟等の存在に頼ることになります。つまりそこで集団的自衛権が役に立つんです。
そもそも集団的自衛権とは、行使して他国の戦争に参加することよりも、そういうふうに暗に活用されているものです。
それらを前提に踏まえた場合、情けは人の為ならずさんの意見は、全く中国の思惑や、外交の現実を無視したものだとしか思えません。

軍事力も集団的自衛権と同様、そのように暗に力を発揮するものであって、むしろその役割が主であるといえます。
そのような存在を、「殺したり殺されたりする」集団などと呼ぶような、原理主義的なものの見方しかできずに、さらにそのような極端なものの見方が絶対的に正しいという思い込みを捨てられないようだから、現実的に外交がどのように行われているのかも、集団的自衛権がどのようなものであるかも、法整備などの実情も読み取れないのだと思います。
そのような思い込みやら軍事アレルギーやらを克服できなければ、実際に何が起こっているのか、何が論じられているのかを理解しえないので、ただそのエセ平和主義的な感覚で感情に任せて判断を下すことしかできないと思います。
とにかく、その思い込みをいったん捨てるべきだと思います。

それから、そもそも政府がアメリカ追従を改めるつもりがなかったら、アメリカと内通していたらどうするのかという点ですが、私はその点について安倍内閣や自民党をそれほど信じていません。
私の主張はそもそも「国民が、欺瞞的な体質を改め、もっとしっかりとした知識と見識を持つべきだ」ということであって、それは、そうすることで政府や政治家を国民が突き上げ、信用できる政治家、信頼できる政府を生み出すしかないと考えているからです。
なので、ここで発言しているのは、別に政府の擁護でもなんでもありません。
もし、貴方がそのように国内世論が政府を動かし、信頼できる政府に改善することなど不可能だというほどまで日本の政治制度そのものを信用できないのであれば、こんなところで発言して世論に訴えることも無意味だということになると思います。

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■反対意見まとめ

その他の反対意見のまとめです。

反対意見に多く見られたのは、やはり、アメリカとの同盟関係維持のために戦争に巻き込まれることへの懸念でした。

そして、戦後の平和主義や憲法9条、不戦の誓いといった「平和」を望む声と、「集団的自衛権=戦争、徴兵」といったやや飛躍しすぎた印象の意見、具体性に欠けた観念先攻の意見が多く見られています。

当サイトのコメント欄でも批判が出ましたが、賛成意見に比べてやや感情的であり、事実誤認が多く、マスコミの意見に流されているという印象を与える内容が多いようでした。

また、反対派の共通点として、集団的自衛権の容認や憲法9条の改正に対して、事実関係や国際情勢などを考慮するのではなく、ひたすら生理的な拒絶を示すばかりであり、冷静にそれらを見極めようとしていないという指摘もありました。

それから、尖閣諸島問題をはじめとするいわゆる「中国の脅威」など、隣国との領土問題に対してはほとんど危機感がなく、人によっては竹島や尖閣諸島の問題をまったく知らないかのような意見までありました。

反対派のいう「戦争」は、日本が暴走する戦争や、アメリカが起こす戦争のことばかりで、中国をはじめとする隣国の暴走に日本が巻き込まれる可能性については考慮されていない、偏った戦争観が目立ちます。

また、集団的自衛権の問題とは別に、憲法解釈を変更するという「手続き」への反対意見も散見されました。憲法9条を改正するなら「賛成」との意見も見られました。

◆「反対」意見抜粋

戦争から、あれだけ武力を使わないと誓ったのに…国が攻撃されて沢山の人が死んだらどうするの?(ゆうきさん)

日本はかつて「戦争をしない」と誓った国なので、それを貫き通すしかないでしょう。賛成派の方は「他国に戦争を仕掛けられて侵略されたらどうする?」と言いますが、それなら「他国の戦争に巻き込まれて無駄死にしたらどうする?」と問い返したいところです。外国に出て闘うのは自衛隊員だけであって国民は無傷だから構わない、という考えですか?(タイムさん)

日本は確固たるアイデンティティを持って世界に接するべき。集団的自衛権の行使容認は日本がとるべき平和へのアプローチではない。世界から尊敬される方法で世界を平和に導いてほしい。(shimaさん)

戦地に自衛隊が行くようになったら、自衛隊に入る人が居なくなったり除隊すると思います。そうしたら、強制的に徴兵制度が復活!旦那、子供、孫を自衛隊にとられて戦地に行かされても、皆は平気なんでしょうか?(辛子明太子さん)

日本が武力をもち、集団的自衛権で行使できる体制なら、日米安保条約は破棄すべき。
日本は、武力をもたない代わりに、日米安保条約で在日米軍基地を無償で提供し、「思いやり予算」で米国の費用を肩代わりしている。日米安保条約も含めて議論すべきである。(KTさん)

今の日本は、過去の過ちを繰り返そうとしている。始まったら、誰にも止められない。
というより国民を馬鹿にしているとしか思えない。
そもそも、戦争に100%巻き込まれないなんてことは、有り得ないわけだから、「もしも他国が…」と説く前に、「もしも自国が巻き込まれた場合」どのように対応するのか、それに対する根拠、責任の処遇、目的をはっきりと表明してから、国民に問うのが筋だと思うし、最悪の結果を想定して進めるのが、本当の責任だと思う。
それ以前に、体罰が認められていない国が、武力行使には賛成なんて意味がわからないだろう。まず、そんな温室育ちが、いくら出来る気になったって、勝てる訳が無い=死ににいくだけだよ。(反対さん)

第三者的な、いや、それどころではない、神的な視点からの発想。
「もしも中国(仮)や北朝鮮(仮)が攻撃してきたら」誰が戦うと思っている?
自衛隊か?二十歳になったら徴兵制度がある国と数ですら勝てると思うか?武器や知恵?根拠は?物資はどうする?その全ての可能性を想定しているのか?
「もしも」で進めるなら「もしも」の時の答えを提示すべき。
卓上の空論と、現実は違う。
どうでもいいけど、みんなもっと、当時と前後の本読めよ。
そして、近所の年寄りに話聞けよな。
それも出来ないくせに、いったい何の理屈を語るんだよ。(本当に危険なのは、さん)

集団的自衛権に加盟したらイヤです。もしもアメリカと手を組んで中国と戦うはめになったら?友好関係や、輸出・入の面でみると危ないような気がします。(gotoさん)

ただでさえアメリカの政治的な要求に、ノーと言えない日本人がアメリカに戦争参加を強要されて、果たして断固拒否出来るのか非常に不安がある。
先の大戦の大敗で、もう二度と戦争はしないと肝に銘じた国ではなかったのか!?この国の行く末が心配です。(ykさん)

まさに喉元過ぎればってとこだな。終戦当時は完全降伏、絶対平和主義、もう二度と同じ過ちは何があっても犯しませんよってのが日本の誓いだったはず。その証が9条だったんでないの?今回の強引な安倍のやり方じゃ国民に不安感与えるだけで、信頼は到底得られない。信じろって方が無理あるわ。(aaaさん)

容認したとして、多分日本をアメリカは助けない。国益にならないから、世論が認めないってことで。で、日本はアメリカを助けざるを得ない。NOと言えないから。世論関係なく内閣が決めるから。(あなさん)

賛成してるやつよく聞け。人間生きてるってことが最重要事項なんだよ。
変なプライド捨てろ、戦争するなら植民地になった方がまし。
そもそもお前らが日本ダメにしたんだろ。有給使って遊ぶことばっか考えてんから中国に追い抜かれんだよ。日本が中国にしたこと考えろ、復讐の機会うかがってたに決まってんだろ。日本が一流の経済大国だった頃ならびびって手が出せなかったろーけど、今のナヨナヨした日本人が戦争して勝てっこないだろ。中国が支配したいならさせておけよ。悔しいなら技術磨いてまた追い越したらいいだろ。自分の命や大切なもん失ってからじゃ手遅れだぞ。同盟国?仲間?他人がやってるアホな戦争に手を貸して死んで本望なのか?ワンピース読み過ぎのゆとり世代かよ。いいか、原点に立ち戻れよ。人間の本能にある最大の役割は種の保存、生命の存続だろ。損得勘定とかプライド捨てろ命の大切さ考えろ。(satoooさん)

いま、平和学習をしています。広島にも行きました。そこで核兵器は地球を破壊できるほどの威力があることを知りました。日本が敵になると攻撃される。だからこちらも反撃する。これじゃあ60年前と同じではないか。政府の考え方も変わらない。この60年は何のためにあったのか。その60年を無駄にしたくない。(中村良平さん)

第九条が出来たのは戦争が悲劇を生むことを誰もが思ったからであったのに、その無意味な戦争をしている他国から身を守ろうと戦争を再び始めるのか。(さかもとさん)

皆賛成する意味が分からん!賛成した人が戦争行ったらええねん!いちいち関係ない人を巻き込むな!って話!お前ら戦争てどういう事か知ってて賛成してるん?頭悪すぎやろ!(安部シネさん)

このまま自分たちの国が衰退して行くなら戦って死んだ方がましって幼稚な考えが、戦争のきっかけになってる。自分の価値観押し殺してでも守らなくちゃならないもの無いのかって思う。多分無い人が賛成してるんだろうな。戦後に日本国民が学んだことを無駄にするなよ。(Bibbさん)

過去の戦争から何も学んでいない
戦争で国益を得たことがあっただろうか
まず日本と敵対し戦争を今にも起こそうとしている国が国が無いのに
このような法律を作る意味が分からない
国民投票を得ていないのも謎である(やまさん)

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■賛成意見まとめ

では次に賛成意見です。

賛成意見に多く見られたものとしては、中国の脅威への警戒感、集団的自衛権の行使を容認することで得られる「抑止力」への期待などでした。

尖閣諸島問題や、中国や韓国の軍備拡張問題、竹島問題を重く受け止めているという印象のコメントが目立ち、反対意見に比べてそれなりに具体性のある意見が見られました。

ただし、中国と韓国への嫌悪感からやや冷静さに欠けた意見も見られました。

また、マスコミの報道が「反対」一辺倒であることへの憤りや、報道の改善を求める声も聞かれました。

反対派が賛成派に対して「戦争推進者」であるかのようなレッテルを貼る意見が多かったのに対して、賛成派は反対派に対し、不戦の誓いや平和主義には一定の理解は示しつつも、あくまでも新しい形態の平和を望んでの賛成であることを主張していました。

また、憲法解釈の変更については、憲法を改正しないことへの不満も散見されました。

◆「容認に賛成」「部分的な容認に賛成」意見抜粋

他国を侵略するのではなく、弱い国が自国を防衛するための権利であるため、当然持つべきだ。又これを持たないと同盟なんてありえないだろう。反対論者は9条を盾に利己主義を主張しているだけだ。これはあくまでも自己防衛の権利です。国際一般の常識的な国になって、自国を防衛しましょう。(k.kさん)

憲法を守って国民を守れないなんてあってはならない。
すぐにでも憲法を改正するべきと考えます。(GHさん)

使うことができる事と、使う事は違う。使えない事でいつも弱い立場からの外交ではいけないと思うし、どこの国がそんな利己的な国と心から信頼して付き合うのか。また、日本が行使できる立場になることで、戦争の抑止力になるとも思う。アジアの弱い国も、無謀に領土を失ったり争ったりが減る。(mouさん)

このままでは、日本自ら首を絞めることになると思うし竹島や尖角諸島の問題で韓国、中国が武力行使することだって有り得ない話じゃないからです。僕は戦争は大嫌いですが集団的自衛権の行使に賛成です。(賛成派さん)

今の国際情勢考えれば、中国に対する抑止力を優先すべきだと思います。(チリリさん)

だから、戦争するとかじゃなくて日本がいざ責められたら自分たちだけで日本を守れるのかって話だよ。このままじゃ日本はなくなるよ?(ざざさん)

友好国に何かあったら、助ける。それだけだ。じゃあお前は、出兵するのか?といわれたら、する。(たごさくさん)

憲法改正した上での集団的自衛権行使容認が理想だけど、今の中国の動きを見ているとそうも言っていられない。日本がずっと日本だったからこそ、今の暮らし易い社会がある。日本が日本でなくなってもいいのか?(こりこさん)

韓国や中国が嫌がる事なら何でも賛成(あかなさん)

これまで同盟国を助けられなかったことに驚くばかり。
同盟国を救援できないで、その何が「同盟」なんだ?w
一方的に助けてもらうだけの約束を「同盟」とは呼べないのでは?
これでようやく普通に「同盟」が結べる国になるってわけだ。(てかさん)

多くの日本人がデモで非戦争、非暴力を懸命に訴えている。その思いは日本人ならではの良心の現れとも思え、誇れる心構えではあると思う。
しかし、今の隣国の態度を考えてみれば、日本の中での、日本人独自の考えは通用しない事が明らかになってきている。日本は世界に合わせた構えをしなければ。
テレビはやけに反対派の肩ばかり持つ報道をしているが、メリットもある程度説明して欲しい。(九龍さん)

アメリカの無謀な戦争に巻き込まれる可能性を考えるより、他国が日本に戦争を仕掛けてくる可能性の方が、ある気がする。
その時、日本が他国に助けを求めやすい様に、集団的自衛権を発動出来る権利は持っていた方が、良いと思う。
日本が他国に協力しないなら、他国も日本に協力してくれないと思うから。(まるさん)

賛成です。
参加・不参加を国民が決められると考えます。
自分の死が決まっているような仕事を無理やらせるリーダーについていこうとは私は思いません。
生死に関わってくることなので政治に傍観的な人も減ってくれるのではないかと考えます。本気で反対なら政治家に任せるのではなく署名活動やデモ等方法をとり国民が国の舵をとる心が無ければいけないのではと思います。(20代さん)

戦争に巻き込まれないための抑止力の面が強く感じられます
日本人を守るためと明言してる以上それを裏切ることは出来ないだろうと思いますし
行使する=日本人が戦争に既に巻き込まれているなわけですから…
何より同盟国との関係強化につながっていいと思う(20さん)

基本的に賛成ですが、本来ならば時間をかけて論議し、憲法を改正してから行うべきだと考えています。(仁五郎さん)

たしかに戦争は怖いです。しかし戦争を起こさない為にも集団的自衛権という抑止力を作るべきだと思います(そぴあさん)

反対派の意見と賛成派の意見を参考にさせてもらおうの思ったのだが、反対派の意見には納得しづらい意見が多い。
ただ、集団的自衛権を理解しているしていないはさておき、国民の戦争を引き起こしたくないという意見は大事にして欲しい。(あかささん)

集団的自衛権というモノを、うまく使ってこれからの日本や、平和を守れるのであれば、いいと思う。(小娘さん)

反対する理由はただ日本が直接干渉しない戦争に巻き込まれたくないだけでしょ?
しかし、中国や韓国が強気に出ている今、いつ戦争が勃発してもおかしくはないと思う。
そんな状況になったときに関係ない国が集団的自衛権を容認してない日本を支援してくれるはずは無いよね?
だって、日本は他国が危機的状況だけど助けられない、でも日本が危機に瀕したら助けてね♪ってあまりにも理不尽でしょ!!
それと平和、平和って言ってる人達がいるけど平和って何ですか?戦争の無い世界が平和なのですか?だったら戦争を起こさないためには抑止力が必要だと思う
ちなみに私は今の状況を平和だとは思いません(alisaさん)

要は、中国の暴走の度合いにどれぐらい危機感を持つかで賛否が決まるのでは?
我々賛成派に向かって「簡単に賛成しやがって、戦争になったらおまえら戦争行けよ」とか言う反対派の連中は、中国が暴走して戦争に巻き込まれたらおまえらが戦争行けよ、と言いたい。
中国がどれだけここ数年軍備を拡張してるのか調べるべき。っていうか、それを報道しない日本のマスコミには怒りを感じる。(KOさん)

まず反対の人は今の中国や韓国に危機感を持ってないの?マスコミがゴミだからかな?
世の中にはしたくなくてもしなきゃいけない理不尽が溢れている。それがいつ戦争でないと言ったんだよ?だからこそ集団的自衛権が必要だと私は思う。今のうちにアジア諸国で警戒の姿勢を見せておいたほうがいい。じゃないと今の日本が攻め込まれたらもっと多くの人が血を流すことになる。もちろん集団的自衛権が認められただけで戦争になるわけではないですが。(kさん)

反対派の意見がすべて綺麗事に見えてしまうわ。中国の今までの行動、軍備拡大を知らないのかね。てか、集団的自衛権=戦争やります。って考えがおかしい。(ンバさん)

今後の国の進歩に重要ならば賛成です。
反対の意見もわからないではないですが。
いざ戦争になったにしろ
戦争しませんなど言って呑気にしてたらいい的だと思います。
そもそもこれが成立したからといい戦争がすぐに始まるとは思わないし笑
反勢力が力増してるからこそ準備として日本もその提案を飲んだのだと思いますよ。(。さん)

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■「戦争」について

反対意見、賛成意見やその理由を一通り眺めてみると、両者の間で「戦争」というものの捉え方に若干違いがあるように見受けられました。

「戦争」を重く受け止めているという点では、反対派も賛成派も変わりません。

ただし、両者がいう「戦争」は、同じ「戦争」でもその警戒するものの種類・内容が若干違うように思えます。

両者の意見を総合して、日本の現状から考えられる「戦争」には次の3種類が想定されていることが分ります。

1 政治家の身勝手から起こる戦争
2 アメリカの要求を拒めずに参戦させられる戦争
3 中国や韓国の暴走により直接的に巻き込まれる戦争

反対派の言う「戦争」は、1、2が主で、3についてはまったく考慮されていないか、考慮されていてもそれほど危機感を抱いていないことがわかります。

そのため、憲法9条や不戦の誓いといったものを日本が固守することで、戦後享受してきた日本の平和が今後も守られるものと思いこんでいる節があるようです。

対する賛成派の意見からは、1、2の危険性を理解しつつも、3の戦争に対する危機感が強いような印象を受けます。

当然ながら、その念頭には尖閣諸島沖の領海侵犯や竹島問題、中韓両国の反日的な政策や政治家の言動、ならびに軍備の拡張などがあることは言うまでもありません。

それらを重く受け止め、喫緊の日本の課題が1や2の抑止ではなく、3の抑止であると考えており、集団的自衛権の抑止効果に期待しているようです。

また、マスコミが反対意見を支持する姿勢で偏った報道をしていることに対する憤りも、やはり見逃せない要素でしょう。

日本のマスコミに対しては、以前から、中国からの圧力がだいぶかかっており、中国の実情を報道させないようにしているという情報もかなりあります。

また、以下の写真が示すように、この度の集団的自衛権行使容認に反対するデモ隊の中には、中国人が多く紛れ込んでいたもののようです。(横断幕の漢字が一部中国でしか使用されていない「簡字体」になっています)

このように中国人が「反対派の日本人」を装ってデモに参加し、裏で煽動している事実があるということは、いったい何を意味するのでしょうか?

賛成派の重要視している3の戦争が、実際に日本には差し迫っている可能性が高いとも見ることが出来るのではないかと思う次第です。

いずれにしても、メディアの報道は真に受けず、独自の情報収集が必要のようです。

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コメント

  1. 新方敏幸 より:

    現憲法9条2項と日米安保(米軍占領)はセットも関係で、
    吉田茂が経済復興と引き換えに主権を米国に売り渡した結果なのです、
    以下が経緯、
    1952年1月28日、日米行政協定交渉始まる、
    2月8日、ラスクレポート14号:「日本軍指揮は米軍の安全の為」
    2月28日、岡崎国務相とラスク国務次官補が日米行政協定に調印、
    4月26日、海上保安庁と海上警備隊発足、
    4月28日、S・F平和条約、日米安保条約発効、
    4月28日、日米合同委員会(米軍が日本を統治する機関)発足、
    5月7日、日米行政協定に伴う刑事特別法公布、
    7月23日、吉田首相、クラーク極東米軍司令官と指揮権密約に口頭合意、
    このような密約で、自衛隊の指揮権は米軍が握っており、戦争をするかしないかの判断も、国民の意思に拘りなく、米軍に握られている、安倍政権が成立させた安保法以前からこのような関係が成立させている、憲法9条2項を改正して自衛隊を軍隊として認めて交戦権を付与、自衛隊の任務を米軍と米軍基地を護ることから、国土の防衛に改めて歯止めをかけ、違憲状態を解消して、国家主権を回復、不平等な日米安全保障条約を破棄して清算すべきで、理想的には、武装中立であるが経済的面を考慮すれば、3カ国以上の集団安全保障条約体制を再構築すべきです。